㉓松阪直美の歌碑

●場所 芦辺町芦辺浦484‐2(芦辺港から湾沿いに芦辺浦へ。芦辺小入口看板あり)

●建立年月日 1976年1月15日

●建立者 芦辺小創立百周年記念事業推進委員会

         松坂 直美 作詞

         遠藤   実 作曲

はるかに仰ぐ

 男岳や

清石が浜の

     波の音

みどりの木々に

     囲まれて

歌声のどか

     流れくる

楽し学園 

  われらが母校


松坂直美(1910~2002・92歳で亡くなる)は芦辺町深江の生まれ数々の歌謡曲などを作詞。遠藤実は東京生まれ多くの歌謡曲を作曲。歌碑は学校の玄関付近に建立されている。

1959年4月、教師・PTAらから新しい時代に即した校歌を作りたいと、声が上がり、6月、児童作の歌詞と校地、校舎、小学校区の自然環境資料を付け、松坂の同窓生の平山光美医師の紹介状をもって、山口教頭が上京。郷土のためにと快く了解。

従来の校歌は難しすぎて生徒が歌わないので歌詞もやさしく、作曲も島倉千代子のヒットでコロンビア入りした遠藤氏へ依頼し、子どもたに歌いやすく、親しみやすい曲ができあがり喜んだ。宮崎県、佐賀県、青森県、和歌山県など多くの校歌を手掛けている。松坂が愛用していたピアノが芦辺小学校に寄贈されている。

直筆の色紙

寄贈のピアノ