壱岐市の文芸部の活動

【壱岐市文化協会文芸部】

短歌部

【みちしお短歌会の概要】
◆発足

平成17年5月 旧郷ノ浦町公民館サークル活動として10名が参加して始まる。

平成17年6月 第1回歌会 現在238回

平成17年9月「壱岐みちしほ短歌会」と命名

 講師 篠崎正稔先生 江崎紀子先生

平成20年5月 壱岐文化協会加入

平成23年6月 第1合同歌集「みちしほ」上梓

令和 2年4月 第2合同歌集「みちしほ」上梓

 講師 琴岡弘子先生 平成20年3月~

 講師 西野國陽先生 平成26年3月~

 壱岐文化協会の文化祭に1首ずつ色紙を展示

◆壱岐文化協会の文芸祭に参加

◆歌会は毎月第3月曜日 於:つばさ


◆部員数 12名


◆年会費 5,000円

川柳部

【壱岐川柳会の概要】
◆発足
昭和23年4月 平田のぼる氏(現在の弁天荘)により、壱岐川柳会創立。当時会員24名にて神戸「ふあうすと誌」へ加入。平成20年1月、60周年記念として弁天荘の玄関へのぼるの句碑建立。
図案設計、市山天涯子(石田町・元校長)「海の声が君に聞こえる筈がない」 (海ゆえの悲喜を体に刻んで初めて聞こえると言う意味)


◆活動概要

会長 松永扶己(2025~)(※前任者 江川漣)


◆壱岐文化協会文芸祭への参加


◆定例句会 毎月第4火曜日 午後2時~ (兼題3 雑詠1)各3句 吐句


◆場所 壱岐の島ホール


◆会員 現在17名 月々句会報を作成


◆会費 6,000円/年(投句は5,000円/年)


◆毎年5月鬼ヶ島大会を実施(島外より多くの参加者有り)。2日目は島内観光


◆5年に一度句宴「鬼ヶ島」の発刊。大いなる先輩の方々の偲んだ海草(ぐさ)を入句


◆島内吟行会 年2回 互選にて表彰


◆神戸「ふあうすと誌」 月々投句の参加、4月のふあうすと大会への参加(同人10名)

俳句部

【わかば句会の概要】
◆発足※(郷ノ浦図書館に保管されている句集より抜粋)

昭和27年の句集あり、と西川左生の記述

昭和34年12月 武生水の初代公民館長の山口麻太郎が、わかば句会と命名

平成6年5月 400号の記念句集発刊。以降の句集保存。
表紙題字:西川左生、絵:中島ひろし (入会者15名)
選者 堤剣城(ホトトギス同人)・・・550号まで
(平成18年5月26日92歳逝去)
選者 伊万里の中島不識洞、 副田縲山、 小島春蘭

令和元年 700号発行(創刊号より58年経過)


◆令和7年現在


◆会長 品川京子(※前任者 高田英子)


◆部員 6名 


◆会費 8,000円/年


◆句会 毎月第1月曜日 14時~17時(句集発行) 、四季折々に吟行あり


◆会場 壱岐の島ホール


◆指導者 田中南嶽(伊万里ホトトギス同人)一人10句出して指導を受ける


◆活動
壱岐新聞、長崎新聞へ寄稿 河合曾良の命日の供養に献句。壱岐文化協会の文芸祭開催支援・文芸祭への出展。俳句ポスト設置活動、選句・表彰

【芦辺文化協会あしべ文芸部】

あしべ文芸部には、短歌部、川柳部、俳句部の3つの部があります。

短歌部

【芦辺短歌部の概要】
◆会長 深見弘美(2024年4月~)

 前任者は末永孝子、前々任者は町田典子。篠崎正稔氏(平成26年1月逝去)が長年、短歌部を指導された。


◆部員 7名


◆年会費 2,000円


◆活動
あしべ文芸誌に各自数首を投稿している。

川柳部

【芦辺川柳会の概要】
◆部会長 瀬川伸幸

◆会員 10名

◆句会 2ケ月に1回 日時は全員で決定  

◆会場 芦辺町 つばさ

◆会費 3,000円/年

◆活動
句会の他に、吟行会を俳句、短歌、川柳合同で開催、また文芸祭では小中学生から作品を募集、表彰。句会作品は「あしべ文芸」に掲載。真剣な中にも笑いありの和やかな句会である。
会員は農業、漁業(現役の海女さん)、専業主婦、高齢者などで構成している。お題に沿ってたくさんの句を作り、競いあっている。その中からいくつか句を紹介してみよう。

・苦心した新種の野菜二重丸 正代

・神楽舞い豊漁祈る海女まつり 久恵

・お買い物財布忘れたサザエさん 伸幸

・従姉妹会無事に迎えた古希祝う 詳子

・新入社員新たな誓い襟正す 和子

・詰め放題袋いっぱい欲も詰め 伸幸

お互いに下の名前で呼び合い親近感があるのが、川柳の特色である。皆さんの芦辺川柳会への加入を会員一同お待ちしております。

俳句部

【芦辺俳句部の概要】
◆部長 加藤 武(2024.4~)
 前任者は興津美智子、前々任者は町田典子


◆部員6名 (町田典子:2024年9月14日70歳で急逝)


◆会費 2,000円/年


◆活動 (合同:短歌、川柳、俳句の3部での活動)

1.句会 奇数月 第1土曜日 9時~12時

 ・会場 興津美智子宅 以前は町田典子宅

 ・指導者 倉田明彦先生(長崎市) 
 町田典子の懇願で2024年4月から実現

2.句誌発行(合同) 

 「あしべ文芸」を句会月に校正から製本まで部員が手作業にて作成

3.互選会(合同)

 毎年6月上旬にあしべ文芸の短歌部、川柳部、俳句部が合同で開催

4.文芸作品の募集(合同)

 芦辺町内の小中学校生へ短歌、川柳、俳句を募集し入選作を秋の芦辺町の文芸祭にて表彰並びに入賞作品を掲載した冊子を作成し子供の家庭にも配布。

5.壱岐文化協会の文芸祭に俳句作品の出展

 毎年11月に開催される文芸祭に一人一句を出展(2025.11から出展)

6.壱岐島内の全小中学校22校に設置(2025.6)した俳句ポストの作品の選考。11月の壱岐文化協会文芸祭にて表彰。(合同)

 また、各港、空港に設置した観光客向けの俳句ポストの作品も選考し島内に1年間掲示する。

7.河合曾良の命日に供養(合同)

 壱岐で客死した曾良の命日5月22日に勝本町にある墓前で曾良の墓守世話人会代表の蓑田直美氏等と供養。

8.「あしべ文芸抄」の発行(合同)

 5年毎にあしべ文芸の短歌、川柳、俳句の作品を1人20句掲載した本を発行。

9.長野県諏訪市主催の河合曾良忌俳句大会への投句(2025年316回忌)

川柳サロン青嵐

【川柳サロン青嵐(せいらん)の概要】
◆結成 平成30年5月1日

◆代表 藤本健人(郷ノ浦町)

◆成員 江川漣(芦辺町)、松永扶己(勝本町)、横山幸子(郷ノ浦町)、末永小娟(石田町)

◆事業
・例会(互選・合評)
・現代川柳の研鑚
・合同句集 ”鬼百合„ の発行

〇例会
・日時 毎月第3土曜日 14:00~16:00
・会場 芦辺町 つばさ

〇会則 (令和元年5月1日⦅大安⦆から施行)〈抜粋〉
・壱岐島の川柳の向上に寄与する
・会員は5名までとする
・代表が代表を退くとき、本会は解散する